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随分お待たせいたしました。
漸く、薔薇の名前、完結です。
待っていてくださった方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございます。おかげで無事このシリーズを完結させることが出来ました。

いやー、本当に長かった。書き始めたころの予定では12話くらいで終わる筈だったのに。
17話ですよ。
しかも私、残り1話って言っておいて増えてるんですけど…。ま、まああれですよ、長くなったので2話に分けたっていう…

長く待たせた挙句にこの終わり方かよっていうツッコミは出来れば無い方向でお願い致します。

ここからはネタバレというか言い訳というか反省というか。
この日記畳めないんです。というより、そんな機能があるのかどうか仙名自身が知らないんですけど。



最終話の舞台は薔薇を書き始める前から出来ていたんですね。最後の山本の台詞を言わせたかっただけともいう。そのためのこのタイトル。仙名の偏見に満ち満ちた「薔薇の名前」これで漸く読めるってもんです。読んだ後は是非映画のDVDを観たいもの。若かりし頃のクリスチャン=スレーター！

本当はもっと宗教の絡んだ話にしたかったんですよねー。折角のイタリア、折角のローマ、更にヴァチカン。サン・ピエトロ大聖堂の内部の描写とか写真見ながら書きたかった。でもそうなると際限なく長くなる上にザン山関係なくなっちゃいますからね。

タイトルが薔薇のくせに、締めがチューリップなのがいまいちあれなんですが、それはもう仙名の読み違え（笑）赤い薔薇の花言葉を勘違いしてた（阿呆）

終盤に近付くにつれ、山本の性格がどんどん違うものになっていったのが私的に不満です。奴はこうじゃないと足掻いた挙句がああなった…ザン様自体がもう偽者なので……

でも楽しかった。
花の名はシリーズは取り敢えずこれで終わったので、次は義兄弟パラレルですね。大風呂敷を広げまくって畳むつもりはさらさらありませんが、書きたいことだけを書きまくるつもりです。
こちらもお付き合いくださると仙名はとてもありがたいです。

これからも宜しくお願いします。